服部小平太

服部小平太は、織田信長の家臣にて1560年(永禄3)桶狭間の戦いの時、毛利新助と共に今川義元を討ち取ったことで有名である。下の墓の写真の人物は、服部小平太中保次。ここに眠る小平太中保次は、足利義輝に仕えたのち信長に仕え、さらに家康に仕えた。しかし通説だと、桶狭間の戦いで活躍したのは、別人(小平太一忠)とされている。ほとんどの本では「一忠」、寛政重修諸家譜では「保次」が義元を討ち取ったことのなっている。このへんのことは「服部半蔵と影の一族」(橋場日月)に詳しく考証されている。1587年(天正15)6月18日小平太保次は共も連れず単身巡視の際、何者かに襲われて落命。62才。

墓所

1.静岡県浜松市北区細江町中川