竹腰成方

1614年(慶長19)5月15日駿府生まれ。竹腰三信とも。父は尾張徳川義直の異父兄の正信。お七夜に家康により源太郎と命名され、脇差と羽織を賜った。1633年(寛永10)4000石を賜り、常滑村に住んだ。その後、味鋺村の水争いにおける水奉行の処遇の件で藩主義直と不仲となり常滑村庄屋衣川八兵衛宅に引き籠った。父の死後、家督は弟正晴に譲り高野山で出家。1688年(貞享5)2月21日没。法名「龍雲寺殿大安三信嗣法老居士」。法名の中の「三信」は藩主より賜った名である。

墓所

1.愛知県常滑市神明町の龍雲寺