旭姫(朝日姫)

1543年(天文12)生まれ。秀吉の異父妹。家康2人目の正室。家康に臣下の礼をとらせるため、政略的に家康の正室とされる。それまで副田甚兵衛の妻だったが、秀吉の命により無理矢理離別させられた。1586年(天正14)44才のときのことである。家康との間に愛情などなく、子供も当然出来なかった。1588年(天正16)母の大政所の危篤の知らせを受けると駿府より家康とともに上洛。そのまま京都の聚楽第に居続けて、1590年(天正18)1月14日没した。48才。法名「南明院殿光室宗玉大禅定尼」・「瑞龍寺殿光室総旭大禅定尼」。

墓所

1.静岡県静岡市葵区井宮町の瑞龍寺

2.京都府京都市東山区本町の東福寺南明院