井伊直平

直氏の子。井伊家第13代当主。直平の次男直満の孫が直政である。今川義元に従い、引間城(後の浜松城)の城代にもなる。家康の父広忠と交際があったともいう。娘が今川義元の養妹となり関口刑部親永に嫁いでいる(寛政重修諸家譜など)ことから、家康の正室築山殿の祖父にあたる説もある。1560年(永禄3)桶狭間のときは、引馬城を守っていた。1563年(永禄6)9月18日没。75才。毒殺説もある。なお家康とは、今川義元・氏真配下としての同じ家臣であった。法名「渓雲院殿西月顕祖大居士」。

墓所

1.静岡県浜松市北区引佐町川名

2.静岡県浜松市北区引佐町井伊谷の龍潭寺