朝比奈元長

藤原鎌足の孫で三十六歌仙の一人堤中納言兼輔の末裔にて、朝比奈俊永の子。丹波守。父と同じく今川家に仕え、元長の「元」は今川義元からその一字与えられた。1560年(永禄3)桶狭間の戦いに参戦。敗戦の中、柳の木陰に身を潜めて討死をまぬがれた。1566年(永禄9)8月23日病没。法名「元叟元長大居士」。

墓所

1.静岡県静岡市葵区瓦場町の元長寺